曹洞宗(そうとうしゅう)

◆宗  祖:承陽大師道元(1200〜1253)
◆在家本尊:釈迦如来
◆脇侍 右:承陽大師(道元)
◆脇侍 左:常済大師(瑩山)
◆唱  名:南無釈迦牟尼仏
◆大本山 :永平寺・總持寺

宗派概要

 曹洞宗は8世紀当初に中国において洞山良价が開宗、道元によって我が国へ伝えられました。
 比叡山において修学した道元は後に建仁寺の栄西に臨済禅を学び、1223年に入宋し洞山第十三世如浄に師事しその法系を嗣ぎ帰国しました。
 京都山城に興聖宝林寺を開いて「正法眼蔵」を著し日本曹洞宗の開創となりました。
 1244年に越前永平寺を開山し曹洞宗の根本道場と定め、権勢や名利に媚びずひたすら『只管打座』を説きました。
 後に瑩山により現總持寺(鶴見)の元となる總持寺が能登に開かれ布教の拠点となりました。

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