浄土真宗(じょうどしんしゅう)/真宗(しんしゅう)
◆宗 祖:見真大師親鸞(1173〜1262)
◆在家本尊:阿弥陀如来
◆脇侍 右:親鸞聖人絵像(本願寺派/西) 十字名号(大谷派/東)
◆脇侍 左:蓮如上人絵像(本願寺派/西) 九字名号(大谷派/東)
◆唱 名:南無阿弥陀仏
◆総本山 :浄土真宗本願寺派/西本願寺 真宗大谷派/東本願寺
その他 :真宗高田派/専修寺 真宗佛光寺派/佛光寺 興正寺派/興正寺
真宗木辺派/錦織寺 真宗出雲路派/毫摂寺 真宗誠照寺派/誠照寺
真宗山門徒派/専照寺 真宗山元派/證誠寺
宗派概要
浄土宗の開祖法然によって広められた浄土教の思想を更に推し進め、浄土真宗として親鸞が開宗しました。親鸞は9歳で出家し比叡山において修学し、29歳の時に下山し吉水にて布教中の法然門下に入り専修念仏を極めました。しかし、この教団が旧仏教勢力と後鳥羽院の弾圧・怒りに触れ中心人物は流罪となり、親鸞も越後に流されてしまいます。
赦された後もこの地に留まり、7年後に常陸稲田(笠間市)に居を定め布教活動を開始し初期浄土真宗教団が形成されました。
以後、本願寺第八世蓮如の登場により飛躍的な発展を遂げますが、1602年徳川幕府によって東西本願寺に分派されています。