お仏壇を買い求める時期
以前は必ず仏壇と神棚をもって分家しましたが、今はそうした家は少なくなりました。
お仏壇を求めるには難しいシキタリや迷信が多く、つい耳を傾けてしまいがちですが、どんな場合でも迷信などはあまり気にせず、ご先祖さまや故人をご供養するのに相応しい、そして末代にほこれるものをお選び下さい。
家を新築した場合
ご新築の場合は入居に合わせ、『ご先祖さまと共に新居へ』という配慮から古いお仏壇は新調します。設計の段階で仏間に見合ったものを決めておけば、完成後にせっかくの新居を改造したりというムダはなくなります。
また、お仏壇は『ご先祖さま・故人さまのお住まい』にあたるものですから、住宅設備や家具・調度類に比べ見劣りする事のないよう心がけたいものです。
買い替える場合
お仏壇の買い替えにつきましては、年忌やお彼岸・お盆など仏教行事の時などは好都合といえますが、普段のお掃除やお引越しの移動などの際に古さを感じた時こそが理想の買い替え時と言えるでしょう。「仏事に事は急げ急げ・・・蓮如上人」
古いお仏壇の処分
お買い替えで不要になった古いお仏壇は菩提寺などでお焚き上げ供養をしていただきます。菩提寺で困難な場合は仏具店にて同様のお焚き上げ供養をお願いして、処分場などへ遺棄することのないように致しましょう。新仏さまの場合
不幸にも新仏さまの場合は、遅くても四十九日の法要日までには、 お仏壇一式(ご本尊・本位牌・仏具など)を整えなければなりません。四十九日法要は故人の霊が成仏する日といわれ、この日より遅れないようにご注意下さい。