お墓参りについて

 普通はお墓参りというと、故人の命日や年忌法要の他は春と秋のお彼岸やお盆に出かけることが多いですが、地方によってはお正月や年末にお参りする習わしがあるようです。
 しかし、お墓参りをするのにいつでなければならないという決まりはありません。結婚、就職、進学、進級など、人生の節目に報告に行ったり、悩みや迷いのある時に心を落ち着かせるために訪れても良いでしょう。
 お墓参りの時は、できるだけ家族全員で出かけるようにすると、次にお墓を守っていく子供達に良い習慣が身に付きます。

【お墓参りに必要なもの】
お念珠、お花、お供物、お線香、ローソク、火をつける道具(ライター・マッチ)、手桶、お墓を掃除する道具(ブラシ・布など)が必要です。
基本的には念珠、お花、お供物など、現地では調達できないものを持参すれば良いでしょう。

【お墓参りの作法】
まず墓地や墓石をきれいに掃除して清めます。古い花や卒塔婆も整理してください。
掃除が済んだら柄杓で墓石に水をかけ、花立てに花を生け、供物をお供えし、線香をあげて、家族順番に合掌礼拝します。

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