日蓮宗(にちれんしゅう)/法華宗(ほっけしゅう)

◆宗  祖:立正大師日蓮(1222〜1282)
◆在家本尊:大曼荼羅・三宝尊・祖師(日蓮聖人)像
◆脇侍 右:大黒天
◆脇侍 左:鬼子母神
◆題  目:南無妙法蓮華経
◆総本山 :日蓮宗/久遠寺
      顕本法華宗/妙満寺 法華宗陣門流/本成寺 法華宗真門流/本隆寺
      法華宗本門流/本能寺他 本門法華宗/妙蓮寺 本門仏立宗/宥清寺

宗派概要

 日蓮は16歳で出家し比叡山にて修学し、11年後に下山し故郷安房清澄山にこもり、釈尊の最高真理は『法華経』であると確信し1253年立教を開宗します。
 1260年には「立正安国論」を著し、鎌倉幕府に呈出するとともに鎌倉において辻説法を続けていたのですが、幕府により佐渡に流罪となってしまいます。
 1274年に赦され身延山に入り著述と信者教化に励みましたが、病気療養のため常陸に赴く途中、池上において六老僧(日昭・日朗・日興・日向・日頂・日持)に看取られ入寂しました。
 後事を託された六老僧らはそれぞれの地において布教伝道に努めましたが、分派が相次ぎ、近世には新宗教などが数多く派生する母体となりました。

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